トピック


 サイエンスアゴラ2014 
脳プロブース出展
「脳科学が創る未来 〜人とマシンをつなぐ新しい技術〜」  

◆開催日:2013年11月7日(金)-9日(日)
◆時 間:10:00-17:00
◆会 場:日本科学未来館 1階(ブースNo:010)
(東京都江東区青海2-3-6)

対 象:一般の皆様
◆参加費:無料
◆主な登壇者: 横井 浩史 (電気通信大学 大学院情報理工学研究科 教授)
11月8日(土)には、横井先生によるミニレクチャー(約20分間)とロボットハンドの体験デモ(約20分間)を3回ずつ開催します。直接研究者とお話できるチャンスですのでぜひお気軽にお立ち寄りください。

※詳細はイベント案内をご覧ください
「サイエンスアゴラ2014」公式ホームページはこちら




サイエンスアゴラ2014チラシ
(2.4MB,PDF形式)

14/10/14
慶應義塾大学
「リーリン受容体ApoER2 及び VLDLRは、発生期マウス大脳皮質においてそれぞれ空間及び時間的に特有の発現様式を示す」
"Reelin receptors ApoER2 and VLDLR are expressed in distinct spatio-temporal patterns in developing mouse cerebral cortex. (Y. Hirota et al.)"-Journal of Comparative Neurologyにて掲載(慶應大・廣田助教、仲嶋教授他)

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<概要>
脳の発生を制御し、様々な環境要因によってその発現が変化するリーリンは、遺伝要因と環境要因の相互作用が脳の発生発達過程に与える影響を理解する上で鍵となる分子の一つと考えられる。リーリンには、その受容体としてApoER2とVLDLRが存在するが、これまでそれらのRNAの発現分布は知られていたもののタンパク質の分布はよくわかったいなかった。本研究では、それぞれに対するモノクローナル抗体を作成し、大脳皮質を中心に発生過程の分布を詳細に調べた。その結果、ApoER2は多極性細胞蓄積帯の多極性移動ニューロンに主に局在し、VLDLRは放射状移動の終点近くの移動ニューロンの先導突起先端近くに局在することを見いだした。特に後者についてはタンパク質に翻訳後に突起先端に運搬される可能性が示され、リーリンの作用部位が先導突起にあることが示された。
14/10/07 国立精神・神経医療研究センター
「Cocaine- and amphetamine-regulated transcript ペプチドの側坐核局所注入による不安様行動の調節」
"Microinjection of cocaine- and amphetamine-regulated transcript 55-102 peptide into the nucleus accumbens could modulate anxiety-related behavior in rats. (HS. Yoon et al.)"-Neuropeptidesにて掲載(国立精神・神経医療研究センター・功刀部長他)

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<概要>
Cocaine- and amphetamine-regulated transcript(CART)は、食欲や情動を調節する鍵分子の1つである。CARTペプチドは側坐核内に豊富に発現しているが、これが情動に与える影響を調べるために、ラットの両側側坐核にCARTペプチドを局所投与し、行動観察を行った。その結果、オープンフィルド試験や明暗箱試験において容量依存的に不安様行動の減少が観察された。以上から、側坐核内におけるCARTペプチドは不安様行動調節効果をもつことが示唆された。
14/10/07 国立精神・神経医療研究センター
「寛解状態の単一エピソード及び反復性大うつ病性障害患者のパーソナリティ特性」
"Personality in remitted major depressive disorder with single and recurrent episodes assessed with the Temperament and Character Inventory. (T. Teraishi et al.)"-Psychiatry and Clinical Neurosciencesにて掲載(国立精神・神経医療研究センター・寺石研究生、功刀部長他)

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<概要>
大うつ病性障害の発症には、病前性格が関与することが知られているが、再発要因となるか否かについてはよくわかっていない。われわれは、寛解状態にある大うつ病性障害患者86名(単一エピソード群 29名、反復群 57名)、健常者 529名に対しクローニンジャーの気質性格検査(Temperament and Character Inventory)を施行した。先行研究と一致して、寛解状態にある大うつ病患者全体は健常者と比較して、有意に「損害回避」が高く、「自己志向」が低かった。次に単一エピソード群と反復エピソード群を比較したところ、損害回避とその下位項目である易疲労性 、さらに家族歴が反復性の予測因子となった。強い損害回避と易疲労性は、再発リスクの予測因子となることが示唆された。
14/10/06 理化学研究所    浜松医科大学
「自閉症におけるエピジェネティックス関連遺伝子の解析」
"Exon resequencing of H3K9 methyltransferase complex genes, EHMT1, EHTM2 and WIZ, in Japanese autism subjects. (S. Balan et al.)"-Molecular Autismにて掲載(理研・吉川チームリーダー、浜松医大・森教授他)

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<概要>
自閉症の発症機構にエピジェネティックスのメカニズムが指摘されている。今回我々は、ヒストンH3のメチル化に関与する3種類の酵素GLP(EHMT1), G9a(EHMT2), WIZをコードする遺伝子群の解析を行った。その結果、①自閉症のみにEHMT1アンキリンリピートドメインのLys968Arg変異、EHMT2 SETドメインのThr961Ile変異、を見出した、②末梢リンパ球でのEHMT2の発現レベルは自閉症で増加していた、③自閉症死後脳における3つの遺伝子の発現レベルには変化がなかった、等の所見を得た。ヒストンH3のメチル化は、自閉症病理に関連している可能性があると考えられた。
14/10/02 金沢大学
「c-Fosタンパク質発現からみた母親との交流により誘導される父親養育行動に関与する脳」
"c-Fos expression in the paternal mouse brain induced by communicative interaction with maternal mates. (J. Zhong et al.)"-Molecular Brainにて掲載(金沢大・東田特任教授他)

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<概要>
親子の関係で愛着が形成される。愛着形成の障害でもある自閉症にとって、親子関係を研究することは大事である。ICR系マウスの父親が母親からの情報で仔育てする脳回路をc-Fosタンパク質を指標に研究した。父親でも内側視索前野-腹側被蓋野-側坐核-淡蒼球という回路が活性化された。養育行動には父親でも母親と同じ回路が関与することが判明した。
14/09/30 国立精神・神経医療研究センター
「睡眠不足による眠気は恐怖のサブリミナル信号に対する扁桃体活動を増強する」
"Sleepiness induced by sleep-debt enhanced amygdala activity for subliminal signals of fear. (Y. Motomura et al.)"-BMC Neuroscienceにて掲載(国立精神・神経医療研究センター・元村研究員、三島部長他)

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<概要>
睡眠不足のシミュレート試験により、眠気が強くなると意識上の視覚処理機能(網膜ー視覚野ー扁桃体)が低下するのに相反して、無意識的な視覚処理機能(網膜ー視覚野ー扁桃体)が高まり、サブリミナル呈示された恐怖画像に対する扁桃体の反応性が亢進することを明らかにした。この現象は、睡眠不足が恒常化している現代人の情動制御に不安定性をもたらしている可能性がある。
14/09/26 東京大学、京都大学
「ドーパミンの脳内報酬作用機構を解明 〜依存症など精神疾患の理解・治療へ前進〜」
"A critical time window for dopamine actions on the structural plasticity of dendritic spines. (S. Yagishita et al.)"Scienceにて掲載(東大・柳下特任助教、河西教授、京大・石井教授他)

9/29 財経新聞にて掲載「東大、ドーパミンの報酬作用機構を解明 依存症などの治療法開発に期待」
9/29 Science Portalにて掲載「『パブロフの犬』の脳内の仕組み解明」
9/29 ASCIIデジタルにて掲載「東大、「パブロフの犬」のしくみを解明」
10/3 The Huffington Postにて掲載「『パブロフの犬』の脳内の仕組み解明」

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<概要>
行動に連接する報酬により強化が起きることは100年以上前から知られているが、その神経基盤は不明であった。今回、報酬学習の中枢である側坐核の神経細胞の単一スパインシナプスを活性化後に様々なタイミングでドーパミンを与えた所、シナプス活性化直後にドーパミンが与えられた時にのみ、スパイン増大が生じることを発見し、分子機構も明らかにした。このスパイン増大を強化する時間特性によりドーパミンは報酬信号として働くと考えられた。
14/09/26 名古屋大学  名古屋大学
「DISC1遺伝子のエキソン2および3の欠損を伴う変異マウスにおけるGABAおよびドパミン作動性神経系の変化」
"Alterations of GABAergic and dopaminergic systems in mutant mice with disruption of exons 2 and 3 of the Disc1 gene. (T. Nakai et al.)"-Neurochemistry Internationalにて掲載(名大・山田教授、永井准教授、貝淵教授他)

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<概要>
Disrupted-in-Schizophrenia-1(DISC1)は、スコットランドの精神疾患を多発する家系の遺伝学的解析により同定された遺伝子であり、統合失調症やうつ病などとの関連が報告されている。我々は、DISC1遺伝子の一部が欠損した変異 (DISC1Δ2-3/Δ2-3) マウスが不安の減少や衝動性の亢進などの情動行動の異常を示すことを以前に報告している。本研究では、雌性マウスにおいて、DISC1Δ2-3/Δ2-3はGABA作動性神経系の低下およびDA作動性神経系の亢進を引き起こすことを明らかにした。
14/09/22 国立精神・神経医療研究センター
「うつ病における血漿中L-トリプトファン濃度:自験データとメタアナリシス」
"Plasma l-Tryptophan Concentration in Major Depressive Disorder: New Data and Meta-Analysis. (S. Ogawa et al.)"-Journal of Clinical Psychiatryにて掲載(国立精神・神経医療研究センター・小川研究員、功刀部長他)

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<概要>
トリプトファンは、セロトニン、キヌレニンの前駆体であり、これらの分子はうつ病の病態に関与することが指摘されている。うつ病患者では血漿トリプトファン濃度が低下していることが古くから報告されているが、結果は必ずしも一致していない。そこで我々は、自験例のうつ病患者66名/健常者82名でトリプトファン値を比較したところ、患者群で有意に低下していた。さらに24の先行研究のメタアナリシスの結果でも、健常者群(N=793)と比較して患者群(N=744)で有意な低下を示し(P=0.00006)、特に非服薬患者群(N=156)において差が大きかった(Hedges's g: -0.84, P=0.00015)。本研究から、うつ病患者では血漿中トリプトファン値が低下していると結論され、バイオマーカーとして有用であることが示唆された。(メタアナリシスは本研究が世界初)
14/09/18 東京医科歯科大学、東京大学
「アルツハイマー病の発症前・超早期病態を部分的に解明 -アルツハイマー病の治療に道筋-」
"Comprehensive phosphoproteome analysis unravels the core signaling network that initiates the earliest synapse pathology in preclinical Alzheimer's disease brain. (K. Tagawa et al.)"-Human Molecular Geneticsにて掲載(東京医科歯科大・田川准教授、本間特任助教、岡澤教授、東大・岩坪教授他)

9/17 共同通信47NEWSにて掲載「アルツ発症前にタンパク質異常 東京医科歯科大が発見」
9/17 msn産経ニュースにて掲載「発症前にタンパク質異常 アルツハイマー病」
9/17 山陽新聞 岡山医療ガイドにて掲載「アルツ発症前にタンパク質異常 東京医科歯科大が発見」
9/18 日刊工業新聞Business Lineにて掲載「アルツハイマー発症前の神経変化、17種のたんぱく質が関与-東京医科歯科大」
9/18 日刊工業新聞 23面にて掲載「アルツハイマー発症前の神経変化、17種たんぱく質関与-東京医科歯科大」
9/18 日本経済新聞 電子版にて掲載「アルツハイマー病、発症前に脳内たんぱく質が変化」
9/18 日本経済新聞夕刊 12面にて掲載「アルツハイマー病 発症前に脳のたんぱく質 変化、東京医歯大」
9/18 マイナビニュースにて掲載「アルツハイマー病の治療法開発に期待 -TMDU、発症前の病態変化の一端を解明」
9/18 東奥日報朝刊 22面にて掲載「アルツハイマー病、発症前にタンパク質異常、東京医科歯科大発見、早期診断に期待」
9/18 日経産業新聞 10面にて掲載「アルツハイマー発症前の病態、脳内の化学反応発見、東京医科歯科大」
9/18 北海道新聞朝刊 35面にて掲載「アルツハイマー早い段階で異常、発症前 脳のタンパク質に、東京医科歯科大」
9/18 愛媛新聞朝刊 7面にて掲載「アルツハイマー病 発症前の脳細胞 タンパク質異常、東京医科歯科大分析」
9/20 財経新聞にて掲載「東京医科歯科大、アルツハイマー病発症前の超早期病態の一部を解明」
9/21 NHK NEWSwebにてニュース映像が掲載されています「アルツハイマー病 脳内神経細胞に異常」
10/16 毎日新聞 15面にて掲載「アルツハイマーに早期病態」

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<概要>
アルツハイマー病(AD)研究では、発症後のアミロイド抗体療法の失敗を受けて、早期病態の重要性が増々重要視されている。本研究ではADモデルマウス4種とヒト患者死後脳を用いてリン酸化タンパク質の網羅的質量解析を行った。病態下で変動するリン酸化タンパク質を、スーパーコンピュータを用いてタンパク質間相互作用(PPI)データベースに重層して病態シグナルネットワークを作成し、さらにモデル間あるいはヒトーマウス間の共通性および時間的変動を解析した。その結果、シナプス機能に深く関連する17個のタンパク質からなるコア病態ネットワークを発見した。その一部はアミロイド凝集に先駆けてリン酸化の変動を示し、これを標的としたリン酸化阻害剤あるいは遺伝子ノックダウンによってモデルマウスのスパイン形態異常が改善した。

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14/11/7-9
開催


サイエンスアゴラ2014 脳プロブース
「脳科学が創る未来 〜人とマシンをつなぐ新しい技術〜」
14/10/4
開催
【終了】
第10回脳プロサイエンスカフェ
「愛情と絆の脳科学」
14/08/29-30
開催
【終了】
出張授業・東京大学ラボツアー(樹徳高等学校)
14/08/21
開催
【終了】
自然科学研究機構 生理学研究所 見学 (新潟県立高田高等学校の生徒さん)
14/08/6-7
開催

【終了】
脳プロ出張授業 in 江戸川区子ども未来館 子どもアカデミー
脳の不思議を大研究!「味覚マップと触覚マップをつくろう」

14/07/19
開催
終了】
脳プロ公開シンポジウム in HIROSHIMA・第11回日本うつ病学会市民公開講座
「うつ病の起源から未来医療へ」
14/03/11
開催
【終了】
第9回脳プロサイエンスカフェ
「柔軟な脳」のしくみを探る
    ~神経と神経のつなぎ目:シナプスの不思議~
14/02/01
開催
【終了】
第6回脳プロ公開シンポジウム 
「つながりの脳科学」
13/12/03-05
開催
【終了】
<第36回日本分子生物学会年会>
特別企画:ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)
「バイオリソース勢ぞろい」にてブース展示


13/11/27
開催
【終了】
東京医科歯科大学難治疾患研究所・国立環境研究所共催シンポジウム
発達障害研究の最前線 - The research frontier of neurodevelopmental disorders -
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14/09/18 阪大・吉峰教授が世話人を務める、第1回「脳神経外科BMI懇話会」~脳と機能をつなぐ未来科学のはじまり~が開催されます。
【日時】平成26年10月18日(土)13:00~17:30
【場所】大阪大学医学部銀杏会館(大阪大学吹田キャンパス)
詳しくはこちら
14/08/29 毎日新聞朝刊 26面にて掲載「毎日メディアカフェ:うつ病と食事、関係深く 精神栄養学研究の功刀さん、リスク軽減法など解説」
※電子版はこちら
14/07/14 朝日新聞 23面『科学の扉』にて掲載「頭の中をよむ  夢の解読 脳活動の画像から」(阪大・吉峰教授他)
※電子版はこちら
14/06/11 文藝春秋 2014年7月号にて掲載「SFが現実になった「サイボーグ進化論」」(阪大・吉峰教授、慶應大・里宇教授他)
14/03/27 NHK総合 NHKスペシャル「人体 ミクロの大冒険 第2回 あなたを変身させる!細胞が出す"魔法の薬"」に金沢大学・東田特任教授が出演します
【放送予定日時】4/5(土) 21:00~21:49
14/03/27 BS日テレ 深層NEWS「あなたの睡眠大丈夫? 眠りの悩みを徹底分析」に国立精神・神経医療研究センター・三島部長が出演します
【放送予定日時】3/28(金) 22:00~23:00
13/06/20 ATR・神谷室長が第27回塚原仲晃記念賞を受賞しました
13/05/15 ATR脳情報通信総合研究所・川人所長が平成25年春の褒章 紫綬褒章を受章しました
【受賞時の写真はこちら】
12/12/14 慶應義塾大学・仲嶋教授が第29回井上学術賞を受賞しました
12/11/13 NHK 「ここが聞きたい!名医にQ スペシャル2012 みんなで実践!スッキリ快眠術」に国立精神・神経医療研究センター・三島部長が出演します
【放送予定】11/17(土) 20:00~20:45 再放送11/23(金)13:05~13:50
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