トピック

◆ニューズレターvol.12を発行しました◆


(2.91MB,PDF形式)

Vol.12, October, 2014
P1…コラム:脳プロの“技術”
        神経活動を光で自在にコントロール 「光遺伝学」
P2-3…特集:出張授業・施設見学アフターリポート

           江戸川区子ども未来館 子どもアカデミー
           生理学研究所 見学(高田高等学校)
           出張授業・東京大学ラボツアー(樹徳高等学校)
P4…シリーズ: 「これが私の生きる道」
        実験動物中央研究所 応用発生学研究センター

        佐々木 えりか センター長


14/11/25
基礎生物学研究所
「2光子イメージングのリアルタイム解析法によって動物が1個の神経細胞の活動を意志で操作できることを証明」
"Reward-timing-dependent bidirectional modulation of cortical microcircuits during optical single-neuron operant conditioning. (R. Hira et al.)"-Nature Communicationsにて掲載(基生研・平助教、松崎教授他)

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<概要>
マウス大脳の単一神経細胞活動を2光子カルシウムイメージングを用いてリアルタイムに計測しながらその活動を報酬と関連付けることにより、マウスがその標的細胞の活動を促進させられること、またこの条件付けに伴って標的細胞の周辺神経細胞で活動の増減が起こることを見出した。本研究はマーモセットでの光操作技術の基盤となる実験手法を確立したものである。
14/11/25
東京医科歯科大学
nature ダイジェスト(December 2014, Vol. 11, No 12, pp18-19)に東京医科歯科大学・岡澤教授の研究に関する記事が掲載されました。
 「脳の大きさを制御する、新たな分子メカニズムを解明!」

【対象論文】: "In utero gene therapy rescues microcephaly caused by Pqbp1-hypofunction in neural stem progenitor cells. (H. Ito et al.)"-Molecular Psychiatryにて掲載(東京医科歯科大・岡澤教授他)

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14/11/21
理化学研究所
「危険に対して冷静かつ適切に対処できるようになるための神経回路を発見~手綱核-縫線核神経回路によるセロトニン制御がカギ~」
"The Habenulo-Raphe Serotonergic Circuit Encodes an Aversive Expectation Value Essential for Adaptive Active Avoidance of Danger. (R. Amo et al.)"-Neuronにて掲載(理研・岡本シニアチームリーダー他)

11/21 日経バイオテクONLINEにて掲載「理研BSI、危険対処の神経回路を特定、理研でゲノム編集最多のゼブラフィッシュの成果」
11/22 マイナビニュースにて掲載「理研、パニック抑制する細胞を発見 - パニック障害の治療法改善に期待」
11/23 財経新聞にて掲載「理研、危険に対して冷静に対処できるようになるための脳神経回路を明らかに」

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<概要>
これから体験することがどのくらい危険かという予測は、危険に対する適切な対処法を学習するために必須である。しかし、脳内のどこでこの危険予測値が表現されているかは大きな課題であった。今回、ゼブラフィッシュをモデルとした解析から、哺乳類から魚類まで保存された手綱核-縫線核神経回路が危険の予測値を表現し、気分等に関わるセロトニンを制御する事で実際に危険を回避する学習を可能にしている事を明らかにした。
14/11/21
イベント案内を更新しました

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14/11/18 自治医科大学
「摂食中核の弓状核→室傍核シグナル伝達を担う神経回路の同定」
"Neuropeptide Y and α-melanocyte-stimulating hormone reciprocally regulate nesfatin-1 neurons in the paraventricular nucleus of the hypothalamus. (U. Sedbazar et al.)"-Neuroreportにて掲載(自治医科大・矢田教授他)

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<概要>
摂食調節の中核として、一次中枢の視床下部弓状核の摂食亢進性NPY/AgRPおよび摂食抑制性POMC-αMSHニューロンが全身代謝情報を受容し、二次中枢室傍核に信号を伝える機構が考えられているが、室傍核の標的ニューロンは明らかではなかった。本研究により、室傍核のネスファチンニューロンが、NPYとαMSHニューロンの二重神経投射を受けており、NPYにより抑制、αMSHにより活性化されて相反性に調節されていることを明らかにし、一次中枢弓状核の標的として、室傍核ネスファチンニューロンを同定し、摂食調節の新規神経機構を発見した。
14/11/17 島津製作所
よりコンパクト、より簡単な脳機能計測を実現するポータブル近赤外光イメージング装置を発売 -うつ病の鑑別診断補助やニューロマーケティング等の医療・研究に貢献-(株式会社島津製作所・井上副部長(当時))

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14/11/12 福井大学、金沢大学
「自閉スペクトラム症がある方々による、自閉スペクトラム症がある方々に対する共感」
"Autistic empathy toward autistic others. (H. Komeda et al.)"-Social Cognitive and Affect Neuroscienceにて掲載(福井大・小坂特命准教授、佐藤教授他)

11/5 共同通信47NEWSにて掲載「同傾向の人に共感 自閉スペクトラム症」
11/5 京都新聞 電子版にて掲載「コミュニケーション障害の自閉症、同じ障害の人に共感 京大解明」
11/6 中日新聞 CHUNICHI Webにて掲載「同じ傾向の人に共感 自閉スペクトラム症 福井大など解明」
11/7 財経新聞にて掲載「京大、自閉スペクトラム症患者同士は共感し合うことを明らかに」
11/8 産経ニュースにて掲載「自閉スペクトラム症、同傾向の人によく共感 京都大などチーム解明」
11/11 マイナビニュースにて掲載「自閉症スペクトラム症の人は同じ症状の人に共感する - 京大が確認」
11/18 日刊工業新聞Business Lineにて掲載「自閉症患者、類似行動者に共感-京大・福井大、脳測定実験で解明」

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<概要>
自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder: ASD)がある方々と、発達障害がない(定型発達、Typically developing: TD)方々に、自閉症スペクトラム症の行動パターンを行う人物を記述した文 (ASD文)と、自閉症スペクトラム症ではない行動パターンを行う人物を記述した文(TD文)を読んでもらい、書かれた内容が自分に当てはまるか (自己判断課題)、自分と似ているか (他者判断課題)を、MR室内で判断していただいた。その結果、ASDがある方々はASD文を判断する際に、TDの方々はTD文を判断する際に、共感や自己意識と関連する腹内側前頭前野が活動することがわかった。ASDがある方でも、ASD特徴がある他者に対してはよく共感できるということ示した。
14/11/10 ATR
「強迫症における前頭皮質-線条体回路の線維分布と結合性の異常」
"Altered Fronto-Striatal Fiber Topography and Connectivity in Obsessive-Compulsive Disorder.(T. Nakamae et al.)"-PLoS ONEにて掲載(ATR・中前客員研究員他)

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<概要>
強迫症患者と健常者を対象に拡散強調画像を撮像し、確率論的トラクトグラフィーを用いて、前頭皮質と線条体を結ぶ線維を描出した。強迫症は健常者と比べて、眼窩前頭皮質と線条体とを結ぶ線維が、線条体のより背側に分布し、かつ、構造的結合性の強さの指標となるFractional Anisotropy(FA) 値が有意に高かった。眼窩前頭皮質と線条体を結ぶ線維の異常が強迫症の病態生理に関わっている可能性が示唆された。
14/11/10 京都大学
「統合失調症の視覚処理と社会認知-眼球運動、biological motion知覚、共感の関連性から」
"Visual processing and social cognition in schizophrenia: Relationships among eye movements, biological motion perception, and empathy. (Y. Matsumoto et al.)"-Neuroscience Researchにて掲載(京大・松本研究員、高橋准教授他)

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<概要>
統合失調症では視覚的注意、知覚、社会認知など異なるレベルの認知機能が障害されるが、相互の関連性は明らかでない。本研究ではこの関連性を調べるため、眼球運動と高次社会認知に関わるbiological motion知覚に着目した。17名の統合失調症患者と18名の健常者を対象に、biological motion課題施行時の眼球運動を測定し、眼球運動、biological motion知覚、および両者と共感との相関を評価した。患者は注視時間が長く、注視時間が長いほど正答率が高かった。さらに、正答率および眼球運動指標と、共感指標に相関が認められた。統合失調症の注視パターンは、トップダウン注意が代償性に働くことを示唆する。また、眼球運動異常はbiological motion知覚、ひいては社会認知の障害につながると考えられる。
14/11/10 東京大学
「日本の脳画像研究における偶発的所見の対処法」
"Handling incidental findings in neuroimaging research in Japan: current state of research facilities and attitudes of investigators and the general population. (M. Fujita et al.)"-Health Research Policy and Systemsにて掲載(東大・中澤助教他)

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<概要>
脳画像研究に関する偶発的所見対処法の開発に向け、偶発的所見対処の実情と望ましい対処法について脳プロ参画研究者および一般成人を対象に調査を行った(2010年)。その結果、研究者よりも一般成人の方がより手厚い対処を望み、また、非医学系機関よりも医学系機関でより手厚い対処が望まれることが分かった。
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14/10/23 BMI技術 精神・神経疾患等治療グループ「DecNefを応用した精神疾患の診断・治療システムの開発と臨床応用拠点の構築」(拠点機関:ATR)が、安静状態の脳活動の計測・解析方法について、統一プロトコルを作成しました。
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14/09/18 阪大・吉峰教授が世話人を務める、第1回「脳神経外科BMI懇話会」~脳と機能をつなぐ未来科学のはじまり~が開催されます。
【日時】平成26年10月18日(土)13:00~17:30
【場所】大阪大学医学部銀杏会館(大阪大学吹田キャンパス)
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14/08/29 毎日新聞朝刊 26面にて掲載「毎日メディアカフェ:うつ病と食事、関係深く 精神栄養学研究の功刀さん、リスク軽減法など解説」
※電子版はこちら
14/07/14 朝日新聞 23面『科学の扉』にて掲載「頭の中をよむ  夢の解読 脳活動の画像から」(阪大・吉峰教授他)
※電子版はこちら
14/06/11 文藝春秋 2014年7月号にて掲載「SFが現実になった「サイボーグ進化論」」(阪大・吉峰教授、慶應大・里宇教授他)
14/03/27 NHK総合 NHKスペシャル「人体 ミクロの大冒険 第2回 あなたを変身させる!細胞が出す"魔法の薬"」に金沢大学・東田特任教授が出演します
【放送予定日時】4/5(土) 21:00~21:49
14/03/27 BS日テレ 深層NEWS「あなたの睡眠大丈夫? 眠りの悩みを徹底分析」に国立精神・神経医療研究センター・三島部長が出演します
【放送予定日時】3/28(金) 22:00~23:00
13/06/20 ATR・神谷室長が第27回塚原仲晃記念賞を受賞しました
13/05/15 ATR脳情報通信総合研究所・川人所長が平成25年春の褒章 紫綬褒章を受章しました
【受賞時の写真はこちら】
12/12/14 慶應義塾大学・仲嶋教授が第29回井上学術賞を受賞しました
>> 記事一覧はこちら
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