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 ◇以下の出版物を発行しました◇



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脳プロ公開シンポジウム in HIROSHIMA を日本うつ病学会との共催により実施。現代人の多くが苦しめられている「うつ病」に関して、多様な講師陣が講演いたしました。

(3.10MB,PDF形式)
Vol.13, January, 2015
P1…コラム:脳プロの“技術”
        精神疾患治療につながる画期的な技術「DecNef」
P2…特集1:第10回 脳プロ サイエンスカフェ アフターリポート

P3…特集2:出張授業 アフターリポート
        特集3:サイエンスアゴラ2014 アフターリポート
P4…シリーズ: 「これが私の生きる道」
        名古屋大学大学院医学系研究科 神経情報薬理学講座

        貝淵 弘三 教授

15/02/26
東京医科歯科大学
「自閉スペクトラム症などの病的な繰り返し行動を脳のグリア細胞の異常が引き起こす仕組みを解明-強迫症や自閉スペクトラム症に伴う繰り返し行動の治療薬の開発に拍車-」

"Astroglial Glutamate Transporter Deficiency Increases Synaptic Excitability and Leads to Pathological Repetitive Behaviors in Mice. (T. Aida et al.)"-Neuropsychopharmacologyにて掲載(東京医科歯科大・相田助教、田中教授他)

2/26 日刊工業新聞Business Lineにて掲載 「東京医科歯科大、自閉症・強迫症などが発症する仕組み解明-グリア細胞機能が異常に」
2/26 日刊工業新聞21面にて掲載「自閉症発症機構を解明 東京医科歯科大 グリア細胞機能 異常に」

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<概要>
繰り返し行動は、強迫性障害や自閉症スペクトラム障害などで見られる主要な症状であるが、その病態は不明である。我々はマウスを用い、グルタミン酸輸送体GLT1欠損による脳内の過剰なグルタミン酸が、皮質-線条体間のシナプス伝達を亢進し、繰り返し行動を引き起こすことを明らかにした。さらに、グルタミン酸受容体の阻害剤であるアルツハイマー病治療薬メマンチンが繰り返し行動を、即効性に抑制することを明らかにした。本研究は、繰り返し行動の病態解明やより有効な治療法の開発につなげることができると期待される。
15/02/17 関連ニュースを更新しました

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15/02/10 国立精神・神経医療研究センター
「脳波でコンピューターを操作する才能の神経基盤」
"Neuroanatomical correlates of brain-computer interface performance. (K. Kasahara et al.)"-NeuroImageにて掲載(国立精神・神経医療研究センター・花川部長他)

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<概要>
脳波を用いたBMIの操作成績は個人で大きく異なり、リハビリテーション応用のためにはBMI操作能力の個人差を理解しつつ技術を洗練させていく必要がある。今回、MRIで測定できる大脳皮質運動野の量がBMI操作成績の個人差と相関することを始めて示した。本研究は脳波BMI操作の神経メカニズムの理解に貢献するばかりでなく、今後個人差を考慮に入れたBMI設計に資するバイオマーカーとして大脳皮質運動野量を活用できる可能性を示すものである。
15/01/30 国立精神・神経医療研究センター
「多発性白質障害に伴うすくみ足の病態解明」
"Freezing of gait and white matter changes: a tract-based spatial statistics study. (K. Iseki et al.)"-Journal of Clinical Movement Disordersにて掲載(国立精神・神経医療研究センター・花川部長他)

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<概要>
多発性の脳虚血性障害に伴い、「すくみ足」と呼ばれる歩行障害を呈することがあるが、その病態は未知である。本研究では、拡散強調MRI解析により、右運動前野直下白質、脳梁及び大脳脚の異常が「すくみ足」の病態と関わることを示した。脳卒中による運動障がいを再建するためのBMIバイオマーカー設計の基礎データとして寄与する研究である。
15/01/21 金沢大学
「オキシトシンより作用時間の長い新しいオキシトシン様化合物」
"Lipo-oxytocin-1, a Novel Oxytocin Analog Conjugated with Two Palmitoyl Groups, Has Long-Lasting Effects on Anxiety-Related Behavior and Social Avoidance in CD157 Knockout Mice. (A. Mizuno et al.)"-Brain Sciencesにて掲載(金沢大・Cherepanov研究員、東田特任教授他)

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<概要>
オキシトシンはペプチドホルモンで、体内で分解されやすく、分子の大きさと電荷から脳へ移行しないとされている。薬の観点から、それらの欠点を解決するため、長い脂肪鎖であるパルミチン基[CO(CH2)14CH3]を2個、オキシトシンに添加した化合物を合成した(LOT-1)。LOT-1は、投与24時間後に、CD157ノックアウトマウスの示す社会性行動障害をオキシトシンより効率よく回復させた。

15/01/16 ATR
「ブレイン・マシン・インタフェースと外骨格ロボット技術に基づく脳機能理解に向けた新しい方法論を提案功 ~動作支援を可能とする外骨格ロボット技術の脳科学への応用に向けた展開~ 」
"Creating the brain and interacting with the brain: an integrated approach to understanding the brain. (J. Morimoto and M. Kawato)"-Journal of The Royal Society Interfaceにて掲載(ATR・森本室長、川人所長)

1/14 京都新聞 電子版にて掲載「脳波読み取りロボ使い、脳の機能回復へ 京都の研究所」
1/15 京都新聞朝刊 27面にて掲載「動作支援ロボで脳機能回復実験 ATR、治療法確立へ」
1/19 産経新聞朝刊 26面にて掲載「四肢の動き補助するロボット 脳機能回復にも期待 ATR発表」

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<概要>
近年、脳科学とロボティクスはそれぞれに大きく発展し、その二つの領域が融合することにより、学祭的な研究分野が生まれてきた。その中でも特に計算論的神経科学、脳のような機能の実装を目指したロボティクス、ブレインマシンインタフェースの3つの分野の理論的背景について概観し、これら3つのアプローチを統合することによる脳機能理解のための新しい方法論の開発の可能性について紹介する。

15/01/16 国立精神・神経医療研究センター
「うつ病における脳脊髄液中エタノールアミン濃度の減少」
"Reduced cerebrospinal fluid ethanolamine concentration in major depressive disorder. (S. Ogawa et al.)"-Scientific Reportsにて掲載(国立精神・神経医療研究センター・小川研究員、功刀部長他)

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<概要>
大うつ病性障害の診断や類型化に用いられる生化学的マーカーは今のところなく、いまだに問診によって行われている。我々はうつ病のバイオマーカーを探索するために、脳脊髄液中のアミノ酸およびその関連分子に着目して解析した。その結果、エタノールアミンの濃度はうつ病患者群で有意な減少を示し、約40%のうつ病患者が健常者群の下位5パーセンタイル値を基準とした値よりも低値を示した。患者群においてエタノールアミン低値群は髙値群と比べて重症度が高かった。また、エタノールアミン濃度はドパミン代謝物質であるホモバニリン酸やセロトニンの代謝物質である5-ヒドロキシインドール酢酸と有意な正の相関を示した。これらはうつ病の類型化マーカーあるいは状態依存的マーカーとなりうる可能性が示唆された。
15/01/15 自治医科大学
「オキシトシン末梢投与→迷走神経による脳への情報伝達→摂食抑制と肥満改善の新経路の発見」
"Peripheral oxytocin activates vagal afferent neurons to suppress feeding in normal and leptin-resistant mice: A route for ameliorating hyperphagia and obesity. (Y. Iwasaki et al.)"-American Journal of Physiology - Regulatory, Integrative and Comparative Physiology にて掲載(自治医科大・岩﨑助教、矢田教授他)

1/15 マイナビニュースにて掲載「オキシトシンが求心性迷走神経を活性化することで食欲を抑制-自治医科大」

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<概要>
脳内オキシトシン(OXT)が社会性行動、摂食抑制、記憶学習などに関与することが分かってきた。以前我々は、OXTの末梢投与が、肥満動物の過食、肥満を改善する事を報告した。本研究では、OXTが求心性迷走神経を直接活性化して、脳に情報伝達し摂食を抑制する経路を発見した。この末梢OXTによる求心性迷走神経活性化の経路は、過食肥満を呈するレプチン抵抗性db/dbマウスでも正常に機能したことから、レプチン抵抗性が深く関与するヒト肥満の治療ターゲットになると推察される。さらに、ヒトで臨床試験が行われている経鼻OXT投与による自閉症および肥満治療において、脳への情報伝達の主要な経路となっている可能性があり、治療の作用基盤を与えるものである。
15/01/15 自治医科大学
「オキシトシン経鼻投与の選択的な摂食抑制効果: 副作用の少ない肥満・自閉スペクトラム症治療ルートの可能性」
"Nasal oxytocin administration reduces food intake without affecting locomotor activity and glycemia with c-Fos induction in limited brain areas. (Y. Maejima et al.)"-Neuroendocrinologyにて掲載(自治医科大・前島助教、矢田教授他)

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<概要>
 脳ペプチドのオキシトシンは社会性、摂食を調節しているが、末梢投与により自閉症、肥満を改善する効果が動物およびヒト臨床試験で報告されている。本研究では、有効かつ安全なヒト臨床応用の実現のために、動物実験に用いられる腹腔内vs臨床試験で用いられる経鼻投与ルートの効果の異同を検討した。両投与ルートは同程度に摂食を抑制した。腹腔内投与と異なり、経鼻投与は自発行動(鎮静、覚醒)に影響しなかったことから直接に摂食行動を抑制しており、自閉症の社会性行動にも直接作用する可能性が示唆された。経鼻投与は、血糖にも影響せず、副作用が少ない安全な肥満、自閉症治療ルートである可能性を示唆する。

15/01/14 国立精神・神経医療研究センター
「ADHD児における認知的シフティング能力に関わる脳機能」
"Cognitive Shifting in Children with Attention-Deficit Hyperactivity Disorder: A Near Infrared Spectroscopy Study. (A. Yasumura et al.)"-Journal of Psychiatryにて掲載(国立精神・神経医療研究センター・安村研究員、稲垣部長他)

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<概要>
注意欠陥・多動性障害(ADHD)の中核症状として、主に前頭前野が関わる実行機能の障害が示唆されている。本研究では、実行機能のうち注意の柔軟な転換を必要とする認知的シフティング能力が求められるDimension-Change Card Sort(DCCS)課題を用いて7-14歳のADHD児に行動学および生理学指標の両面からの検討を加えた。その結果、ADHD児は定型発達児と比較して、DCCS課題において誤答数が多く、前頭前野における酸素化ヘモグロビンの賦活が乏しいことが分かった。これらの結果は、発達障害におけるADHDの鑑別診断のために役立ち、認知的、脳機能的な障害の理解に貢献すると示唆される。

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15/02/17 広大・山脇教授が理事長を務める国際神経精神薬理学会(CINP)主催の、新規向精神薬開発イノベーションのための産学官連携「CINP 向精神薬開発イノベーションサミット(CINP CNS Drug Innovation Summit)」が開催されます。
【日時】平成27年4月21日(火)9:00~16:00
【場所】東京医科歯科大学M&Dタワー講堂(2F)
※事前申込制(定員400名)
詳しくはこちら(サミットウェブサイト)
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15/01/06 電通大・神作客員教授(国リハ・室長)が世話人を務める、2015 International Workshop on Clinical Brain-Machine Interface Systemsが開催されます。
【日時】平成27年3月13日(金)~15日(日)
【場所】灘尾ホール(東京都千代田区)
詳しくはこちら
14/12/16 東京医科歯科大学・岡澤教授(課題E参画)、下記論文データをProteomeXchangeへ提供しました。
データへのアクセスはこちらから
【対象論文】
"Comprehensive phosphoproteome analysis unravels the core signaling network that initiates the earliest synapse pathology in preclinical Alzheimer's disease brain. (K. Tagawa et al.)"-Human Molecular Geneticsにて掲載(東京医科歯科大・田川准教授、本間特任助教、岡澤教授、東大・岩坪教授他)
14/12/16 サンデープレゼント「笑顔の約束~難病ALSを生きる~」で大阪大学・平田特任准教授(「BMI技術」課題参画)のインタビューが放映されます
【放送日時】12/21(日) 13:55~15:20 (テレビ朝日系列全国ネット)
14/10/23 BMI技術 精神・神経疾患等治療グループ「DecNefを応用した精神疾患の診断・治療システムの開発と臨床応用拠点の構築」(拠点機関:ATR)が、安静状態の脳活動の計測・解析方法について、統一プロトコルを作成しました。
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14/09/18 阪大・吉峰教授が世話人を務める、第1回「脳神経外科BMI懇話会」~脳と機能をつなぐ未来科学のはじまり~が開催されます。
【日時】平成26年10月18日(土)13:00~17:30
【場所】大阪大学医学部銀杏会館(大阪大学吹田キャンパス)
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14/08/29 毎日新聞朝刊 26面にて掲載「毎日メディアカフェ:うつ病と食事、関係深く 精神栄養学研究の功刀さん、リスク軽減法など解説」
※電子版はこちら
14/07/14 朝日新聞 23面『科学の扉』にて掲載「頭の中をよむ  夢の解読 脳活動の画像から」(阪大・吉峰教授他)
※電子版はこちら
14/06/11 文藝春秋 2014年7月号にて掲載「SFが現実になった「サイボーグ進化論」」(阪大・吉峰教授、慶應大・里宇教授他)
14/03/27 NHK総合 NHKスペシャル「人体 ミクロの大冒険 第2回 あなたを変身させる!細胞が出す"魔法の薬"」に金沢大学・東田特任教授が出演します
【放送予定日時】4/5(土) 21:00~21:49
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